Flipnote3Dsの通信データレポート①
アンジェリカです。今日から私達で日替わりで旅の日記を付けていくことになりました。一回目の当番は私で、初めての日記でワクワクしています。
この間白い砂漠の世界を出て、次元空間に出た私達の乗ったフリップノート号ですが、次の目的地に向かおうとした矢先に磁場嵐に巻き込まれ、ルートを外れて違う世界に飛ばされてしまいました。着いた所はシダ植物の生い茂ったジャングルの世界でした。
機体は故障もなく、すぐにでもルートに戻れるそうですが船の中の食料がなくなったので、ブランチさんとクリスさんは食料を探しに外に出ていきました。私はお留守番と見張り役ということでここに残されました。私はこの頑丈な船の中にいれば何も問題はないと思っていますが、二人の方はちょっと心配です。無事に帰ってこれればいいんですが・・・。
そんなことを書いている内に私の３Dsがデータを受信したので、これからフリップノート号のデータベースにまとめていきたいと思います。
この記事はFlipnote３Dsがまとめた受信データをまとめるコーナーである。
これを読めばうごジェネ本編を何倍も楽しめる！？
すれちがい通信MEGAMAXによる受信
場所：フリップノート号船内
データ記録者：ギールセン・ケイソー
記録日：５月３０日
ファイル名：データの受信について
３Dsのデータ受信の「すれちがい通信MEGAMAX」は一度訪れた世界のデータはその世界から離れても受信できる。フリップノート号が次元世界の座標を記録して、船内で３Dsを使うと船を介してデータの受信をできる。この機能はさらなるデータ回収のために作った機能なのだが、やはりこの機能も実用化は難しいだろうな。
はぁ・・・。
場所：エリア４０４（白い砂漠）
データ記録者：ゲオルグ・ケーニッヒ
記録日：不明
ファイル名：メモトロン
メモトロン達は姿形、戦闘能力は同じだが個体によっては戦闘向き、不向きなタイプがある。戦闘向きの奴らは外での人間狩りの仕事を任せて、能力が著しく高いものにはウゴメダルを与えることもある。それ以外の奴らにはファクトリーの中での雑用を任せてる。強いか弱いかを見極めて仕事を与えるのはこの有能なオレだからこそできる仕事だ。オレこそダークレギオンのナンバー２にふさわしい。
いずれはこの砂漠だけでなく、他の次元世界にもオレのファクトリーを置いて支配してやるぞ。
場所：エリア４０４（白い砂漠）
データ記録者：ブリザドク
記録日：６月４日
ファイル名：壊れた仲間
この白い砂漠で目覚めてから４日目の午後。砂漠の砂に埋もれてたスチルドスを発見した。首の配線を切られて、バッテリーを引き抜かれ、武器類やコンデンサー、左目までパーツを根こそぎ奪われていた。そんな彼を見た時、オレにはあのメモトロンとかいう奴らがやったものではないと確信した。あいつらは獲物を生け捕りにしてどこかに連れて行っている。奴らはこんな風に解体したりはしない。一体誰にやられたかは今のところ分からない。
とりあえず彼を修理して話を聞いてみることにする。幸い電子頭脳は無事で、配線を繋ぎ直して、足りない部品を組み直せば話をできる状態にはなる。しかも運の良いことに足りない部品はこの４日間でオレが集めたスペアパーツでなんとかなりそうだ。とにかく早く彼を直さないと。
場所：エリア４０４（白い砂漠）
データ記録者：ブリザドク
記録日：６月５日
ファイル名：再会
一晩かかったがようやくスチルドスは話せる状態になった。オレに久々に会えて彼も嬉しそうだった。彼から話を聞くと、体全体は見えなかったが彼を襲った奴は『帽子をかぶった奴』だったそうだ。それ以外の手がかりは記憶のデータが破損してて思い出せないらしい。
場所：エリア４０４（白い砂漠）
データ記録者：ブリザドク
記録日：６月７日
ファイル名：悪魔の巣
今日ついにメモトロンたちの巣を発見、侵入した。昨日受信したうごメモガーディアンの救難信号を追って来たらたどり着いた。巨大な外壁に覆われた建造物で、奴らのゴミ処理トラックの出入りの時にスチルドスとトラックの荷物に紛れて侵入、今はゴミ処理場の中に潜伏している。敵の罠かどうかは分からない。今夜こちらから通信を発信してみようと思う。
場所：不明
データ記録者：K
記録日：不明
ファイル名：守護者
無能のケーニッヒの所に私の部下たちを送った。本当はあんな奴の下に私の忠実な部下たちを差し向けたくはなかったが全ては『神帝』のためだ。あの方の命令には逆らえない。全ては神帝のみ心のままに。
いつの間に通信HYPERによる受信
場所：不明
データ記録者：ノート・メモン
記録日：６月３日
ファイル名：黒い人
あのメモ帳の怪物から逃げ続けて３日目、襲われて殺されそうだと想ったその時、クロイチさんが駆けつけて助けてくれた。しかもフリップも一緒だった。３日間ずっと混乱して、緊張してたから、急に肩の力が抜けて泣きだしてしまったわ。良かった。本当に２人に逢えてよかった・・・。
今回はここまで、次回をお楽しみに！！
データ記録者：アンジェリカ・ウゴー
