じぇねらるズ・ホーム

ネットの住民Gener@lのブログです。お菓子を片手に見ることを推奨します。

うごメモジェネレイションズ 第七話

データガーディアン

生体コア「ウォーリアコア」を中枢とする「生きた鎧」。

自らの意志で学習し、使用者の戦いに合わせ、成長していく。

その力はうごメモガーディアンが人々を守るために作られた。

しかし・・・今その力は悪魔の力として彼らに襲いかかろうとしていた・・・

 

f:id:tosi28:20131223222118g:plain

うごメモジェネレイションズ #7「対決!データガーディアン」

 リンドウ「皆!散れっ!!」

リンドウの掛け声とともに全員その場から分散する。

赤いデータガーディアンの一撃は回避できたが、攻撃の当たった部分は大きく砕けてくぼむ。

マティ「気をつけろ、こいつらはメモトロンとは違う。一筋縄には行かないぞ!」

リンドウ「特にあの赤いやつはな・・・リヨ、ライル!ミント達と緑の2体を頼む!私とマティは赤いのを片付ける!」

リヨ・ライル「了解!!」

 

データガーディアン達とリンドウらの戦いが始まる。

マティ「奴らの弱点は胸部の動力炉、そして中枢コアの入っている頭部だ。しかしどちらも硬い装甲で覆われている」

リンドウ「赤いやつは背中に動力炉があるようだな。熱で分かる」

リンドウはグリフォンリングを出し、赤いガーディアンの顔面に攻撃を喰らわせる。しかし攻撃はびくともせず、リンドウを弾き飛ばす。

マティ「リンドウ!!」

そして緑の量産機を相手にしているリヨ達も苦戦を強いられていた。メダルシューターでの攻撃も一切効かず、素早く動くので、マーカーも付けられない。

ライル「こいつら、攻撃を当ててもビクともしないぞ」

ミカヅキ「あいつらは戦いのための道具だ。生き物と違って痛みも疲れも感じない・・・!!」

ハーブ「なら、これを喰らいなさい!!」

ハーブは鋼鉄製のガントレットで量産機の一体を攻撃する。しかし攻撃が届く前に、ハーブの右手は量産機に押さえつけられる。

ハーブ「がっ・・・」

ミント「姉さん!!」

 

21号『抵抗は無駄だ・・・』

すると量産機の左手から一枚のカードが出てくる。

 

ヴォン・・・

『FINAL DELETE ナックルビート!!』

 量産機の持っていた剣が突然炎をまとい、そしてそれを持ち、空中高くに飛び上がる。

21号『ファイアスピンブレイク・・・』

バシュゥゥゥン!!

そのままハーブは量産機の炎の剣に斬りつけられる。

ハーブ「があああぁぁぁぁーーーーーーーーーッッ!!」

ミカヅキ「ハーブ!!」

ミント「よくも姉さんを・・・許さないッ!!」

ミントはミカヅキと量産機達に突撃する。がその時である。2人の体に突然の激痛が走る。

ミカヅキ「ぐっ・・・がああっ・・・!!」

ミント「こ、こんな時に・・・」

そうケーニッヒの付けた『パルのピース』である。いきなりその痛みと苦しみが2人を襲ってきたのだ。しかし、量産機達はそんなこと気にも留めず、2人に攻撃を浴びせ続ける。

 

マティ「やめろ!オレの仲間に手を出すな!!」

マティはすぐさま仲間の救出へ向かおうとする。しかし赤いガーディアンはそれを逃さなかった。マティの背中にに棍棒で強い一撃を喰らわせる。

 

バチィィンン!!

マティ「ウワアアアアアーーーーーーーーッッ!!!」

リンドウ「マティ!!」

 

マティは地に伏せ、動けなくなる。体もしびれて、立つこともできない。

マティ「こ、こんなバカな・・・」

 

マティ達4人がやられ、残ったのはリンドウ、リヨ、ライルだけになる。

相手はダメージが殆ど無く、まだまだ余裕の様子だった。

リンドウ「ダメだ・・・今の装備では、今の能力では奴らに太刀打ちできない・・・。こうなれば・・・使うしかないか・・・!」

 

そう言うと、リンドウはメダルのケースから、3枚メダルを取り出し、内2枚をリヨとライルに投げ渡す。

リヨ「リンドウ先生!これってまさか・・・」

リンドウ「ああ、奴らに今の力で勝てないなら、今とは別の戦い方をすればいい。使い方は分かるよな二人共」

ライル「やったぜ!やっと実戦で使えるのか!!」

リヨ「リンドウ先生は・・・?」

リンドウ「私は今朝手に入れたばかりのこいつを使わせてもらおう・・・!」

リンドウが手に持っているのはメモトロンから奪い取ったファイヤーメダルだった。

リンドウ「行くぞ!ここからは我々の反撃だ!行くぞ、逆襲だ!!

リヨ・ライル「はい!!!」

 

f:id:tosi28:20140308094252g:plain

そう言うとリンドウ達はそれぞれ右手にメダルを持ち、左手を胸と垂直に持って行き、そしてウゴメダルを左掌に押し込んだ。

ライル「クローメダル!セット!!」

ガッコン!!!

リヨ「アーチャーメダル!セット!!」

ガッコン!!!

リンドウ「ファイヤーメダル!セット!!」

ガッコン!!!

 

手に入れた瞬間3人を光が包み込み、そして3人の姿が変化した!

 

f:id:tosi28:20140308094303g:plain

ライル「天下無双!ライルクロー!参上!!

f:id:tosi28:20140308094350g:plain

リヨ「リヨアーチャー!スタンドアップ!!

f:id:tosi28:20140308094405g:plain

リンドウ「リンドウファイヤー!オーバーロード!!

 

ライルは大きな爪の装備と装甲が装備され、リヨは弓矢を装備した射撃手に変化し、リンドウは全身に炎の鎧を装備した姿となった。

 

ライル「よっしゃあ!反撃開始だ!!」

ライルは量産機の一体に爪を立てて襲いかかる。さっきまで傷一つ付かなかったデータガーディアンの装甲がまるでビスケットのように砕け散る。

ライル「マーカーを付ければこっちのもんだ。もうお前なんか怖くないぞ!」

量産機の体にはライルのマーカーが付けられそして怯んだところを隙を突かれ、ライルの方へと身動きできない状態で引き寄せられる。

 

ライル「あばよ!クローセパレート!!

ザシュゥゥゥゥゥンン!!!

ライルの大きな爪での連続斬りで量産機は空中で八つ裂きにされ、爆散する。

 

そしてリヨも量産機への反撃を開始していた。一定の距離をとり弓矢を敵に向けて撃ち続ける。次第に敵の動きが遅くなり、ついに持っていた剣も弾き飛ばされてしまう。

 

リヨ「これで終わりよ。アロープレッシャー!

すると量産機の全身にリヨのマーカーが現れ、全身がまるでアルミ缶のように潰れていく。そしてついにベコベコと潰れ、爆散してしまう。

 

ライル「おっせーなリヨは。もっとササーッっとやれないのかぁ?」

リヨ「私はこれでいいのよ。考えなしに正面からしかいけないライルと一緒にしないでよ」

ライル「な、何だとォォーーー!?」

 

2人がいつもの兄弟漫才を始めだした頃、リンドウと赤いガーディアンの一騎打ちも終局に入っていた。

リンドウ「貴様・・・不思議なやつだ・・・体は作り物のようだがまるで生き物のように生気を感じる・・・ただどちらかと言えば普通の生き物の生気と言うより、我々の発するモノに近いがな・・・」

そう語るリンドウに構うことなく、赤いガーディアンは電磁棍棒をリンドウに叩き付ける。だがしかしそれをリンドウは炎を纏った左腕で受け止める。すると今度はその棍棒のもち手の部分から煙が上がり始める。

 

この時リンドウの体内から出る熱エネルギーが棍棒本体へと流れ続け、大きな熱を発していたのだ。しかも流れる熱はグリフォンメダルの能力の力で減り続けることがなく、熱量だけでもファイヤーメモトロンが出していたものの約2倍に達していたのだ。

そしてとうとう熱に耐えられず、棍棒は爆発する。その直後、リンドウの炎の右フックが赤いガーディアンに叩き込まれ、弾き飛ばされる。これをずっと見ていたマティはこれで決まったかと思っていた。しかし赤いガーディアンは再び立ち上がった。右腕は黒溶けて、顔半分が熱で溶けた状態で。

f:id:tosi28:20140308094740g:plain

リンドウ「まだやる気か?そんな体になっても」

そしてベルトのバックルを外し、二本の剣に変形させ、リンドウへと襲いかかる。

 

リンドウ「じゃあこれで終わりだ・・・

f:id:tosi28:20140308094823g:plain

 

リンドウ「ファイヤーリングブレイカー!!!

リンドウは素早く赤いガーディアンに近づきそして右拳を胸にめがけて叩き込んだ。炎が体を貫通し、赤いガーディアンは爆散する。

 

あれ程苦戦した相手をものの数分で倒した様子にマティたちは驚愕した。

マティ「すごい・・・」

ミント「これがウゴメダルの力・・・」

リンドウ「正確には『本来の』・・・だがな」

すると炎の中から何事もなかったかのように平然とリンドウが現れる。メダルを体内から出し、元の姿に戻っていた。

リンドウ「大丈夫か皆?」

マティ「あぁ・・・オレも他の皆も何とかな・・・もう大丈夫だ」

ライル「俺達も大丈夫っス先生!!!」

そう言いながらライルはリヨと取っ組み合いをしていた。

リンドウ「彼らは大丈夫なのか?」

リンドウは床に転がっているスチルドスと壁に貼り付けられてるブリザドクを見る。

ミカヅキ「彼らは大丈夫だ。両方とも頭は無事だ。CPUが生きていれば問題ない。スチルドスの方は動力部とバッテリーが吹っ飛んでるけど、ブリザドクの方は首の配線が切れてるだけだから、繋ぎ直せば話はできるようになる」

 

そう言いながらミカヅキは貼り付けられたブリザドクを引き抜こうとしていた。

リンドウ「大変そうだ、リヨ、ライル、お前たちも手伝ってやれ」

リヨ「はい先生!」

ライル「やめろ痛い!痛い!」

リヨはライルの髪を掴んで腹パンしながら笑顔で答えた。

 

ハーブ「とりあえず一度態勢を立て直しましょ。回復したとはいえ、今の状態で進んでもまともに戦えないわ」

マティ「ダメだ、ここで止まるわけにはいかない。こうしているうちにもフラッシュの命は削れていってるんだ・・・もう俺達に止まることは許されない・・・進むしかない、力が続くまで・・・」

リンドウ「あぁ、それに敵の方も『次の刺客』を送り込んできたみたいだしな・・・」

ミント「えっ・・・?」

するとリンドウ達から向かって正面のシャッターからズン、ズンと大きな足音がしてくる。その直後シャッターを大きな手が上げて開ける。

 

???「テメェか、片羽グリフォンとかいうメダル能力者は・・・」

現れたのはリンドウよりも巨大な体を持った一つ目の鋼鉄の巨人だった。

ミカヅキ「な、何だお前は!?」

ディーク「俺はディーク。テメェらをぶっ殺すためにここに来た・・・恨みはないが死んでもらうぞ!」

 

リヨ「・・・!!リンドウ先生!あいつメダル能力者よ、体の中にメダルが・・・」

リンドウ「あのメダル・・・カーペンターか・・・」

f:id:tosi28:20140308094919g:plain

 

ツヅク。。。

 

 2ヶ月ぶりです。遅れて申し訳ありましぇん!!!

オリうごのイラストや企画とかをチョロチョロやってて遅れました!

すみましぇ~~んんッッ!!!

 

<今後の更新予定>

オリうごキャラ紹介:オリうごの新キャラたちの紹介記事

オリうごイラスト集:オリうご参加者の方々のイラストのまとめ記事。何回かに分けて紹介予定。

ESCキャラ特集:ESCさんの強化月間のイラストまとめ記事。

うごメモ天使特集:KANDWAさんと自分を含めたうごメモ天使のまとめ記事。